エコバック
私とエコバックの出会いは、小学生の時だった。小学生の多くは、手縫いのトートバックのような物(うちの地域では絵本バックと呼んでいた)を持っているのだが、それをエコバックに変えたのだ。小学校3年生くらいの時だったと思う。100円程度という破格もあって、母はすすんで買ってくれた。私は、雑な子供だったのでせっかく作って貰った絵本バックも半年ともたずに穴を開けてしまっていた。生地代だけでなく、作る手間を考えても、買った方がお得だと考えたのだろう。
このエコバックの生成り色は、子供にはかなり大人っぽく見えて嬉しかった。「母の手造り」という子供っぽさもなく、小学生にとっては大人の仲間入りをしたような気分でお気に入りだったけど、学校に持っていくとその生成り色が仇となり、すぐに真っ黒になってしまうのが難点だった。
先に持っていたのは近所の友人
このエコバックの生成り色は、子供にはかなり大人っぽく見えて嬉しかった。「母の手造り」という子供っぽさもなく、小学生にとっては大人の仲間入りをしたような気分でお気に入りだったけど、学校に持っていくとその生成り色が仇となり、すぐに真っ黒になってしまうのが難点だった。
先に持っていたのは近所の友人
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- 先ほどの章で書いた私の初めてのエコバックは、実はダイエーオリジナルの物だった。ダイエーと言えば、当時プライベートブランド「セービング」をはじめ生活に密着した、私の住む市では、どこの駅にでもあるスーパーだった。当時、今ほどエコバックは普及しておらず、スーパーで袋を貰えるのは当たり前だったし、貰わなかったからと言って値引等もなかったように記憶している。そんな中、ダイエーは環境のためにとエコバックの販売
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- 今になって、子供の頃に使っていたエコバックがもう一度欲しいと思う。最近は、可愛いデザインのエコバックがたくさんある。大手のスーパーならダイエーに限らずオリジナルの物を販売しているし、高級ブランドのエコバック発売に行列ができたというニュースも耳にする。ブランド物のエコバックは、それだけでファッションのアクセントになる物も多く、オシャレだ。いくらエコバックとはいえ、ブランドの名前に恥じないようにそれな